今回も娘のお気に入りの絵本です。
「くまのコールテンくん」 くまのコールテンくん (フリーマンの絵本) ドン=フリーマン まつおか きょうこ 偕成社 1975-05 売り上げランキング : 22497 Amazonで詳しく見る by G-Tools こんなお話です。 くまのコールテンくんは、デパートのおもちゃ売り場で誰かに買われるのを待っています。 買い物をするお客はいっぱいいるのに、くまのこを買っていく人は誰もいない毎日。 そんなある日、女の子がコールテンくんを欲しがります。 ところが「つりひものボタンが取れていて新品じゃないみたい」 その子のお母さんは買ってくれませんでした。 その晩、コールテンくんは取れたボタンを探しにでかけます… 初めての冒険。 初めての出会い。 初めてのハプニング。 そして次の朝、コールテンくんのところへ、先日の女の子がやってきます。 コールテンくんを連れにきたのです。 コールテンくん用のベッドまで用意して、コールテン君を迎えに来てくれた女の子。 とれたボタンもつけてくれました。 最後の二人のセリフに「ともだちって素敵だな」と思わせられるお話です。 この絵本は、私も子どもの頃に読んだ覚えがあります。 読後、何となく心が温かくなるような、そんなところが好きだったように記憶しています。 今読むと、それは女の子のセリフに集約されていると感じます。 例えば、「あたし、あなたのこと このままでも すきだけど、でも、ひもが ずりおちてくるのは、きもちわるいでしょ。」 コールテンくんのボタンをつけてあげる時のこのセリフ。 女の子の「丸ごと受け入れる愛情」に満ち溢れていて… この愛情に癒されていたのかなぁ、と読むたびに感じています。 このセリフを見習って、子育てに活かしたいなぁと日々思っているのですが… なかなか出来ていない現実に反省。 さて、娘はこの絵本の何を気に入っているのでしょう。 コールテンくんの冒険での出会いや、そこで使っていることば(ごてん とか)の意味も娘にはわかりきれていないはず… そういうポイントではないのかしら。 もともとくまのぬいぐるみが大好きだし、私が子どもの頃感じていたのと同じように、読後の温かい気持ちを楽しんでいるのかもしれない。 全部が完全に理解できたときに、また今よりもっと好きになったりするのかしら… すこしだけ遠い未来に、またこの絵本を読んであげるのも楽しみです♪ 子どもの成長を、見た目とはまた違った視点で感じられること。 これも絵本の魅力の一つですよね☆ 読んでいただきありがとうございます♪ 「子どもへの読み聞かせ」というランキングに参加しています。 ↓ ポチッとしていただくとありがたいです^^ にほんブログ村
by tainami329
| 2012-03-16 23:37
| 今日の絵本
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プロフィール
神奈川県大和市在住
小4のお兄ちゃんと 年少の娘との絵本タイムを ご紹介しています **************** ☆NPO法人「絵本で子育て」センター 絵本講師 ☆看護師の友人と 育児サポートを目指し 【子育てママのほっとできる会】 『YOMUMAMU-よむまむー』 で活動しています。 カテゴリ
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